NATOは11月5日、加盟国が追加の入札なしにカタログから直接調達できる対無人機(C-UAS)マーケットプレイスを立ち上げたと発表した。7月にアンカラの防衛産業フォーラムで示した「ドローン・エッジ」の一環であり、NATO通信情報局(NCIA)が5社から16のソリューションを選定した。各国は今後5年で対無人機能力に400億ドル超を投資すると約束している。
カタログ調達と選定された5社
NCIAは、Alta Ares、Axon、Northrop Grumman、OSL UK、Quantum Systemsの5社から16のソリューションを選び、固定・移設型・移動間の各構成を網羅したとする。これらは既に加盟国とウクライナで配備されているとされ、NCIAは1年半の複数企業枠組み契約を管理し、新技術を取り込むため定期的に競争を行う。NATOは選定ソリューションの追加試験に310万ユーロを割り当てた。
マーケットプレイスの狙いは、入札手続きを省いて調達の速度を上げる点にある。ドローン・エッジの下で加盟国は5年で400億ドル超の投資を約束しており、カタログ方式はその調達を実務で加速する仕組みと位置づけられる。したがって制度の焦点は、量の確保と技術更新の両立にある。
演習で進む人とAIの協調
同じ週、NATOはラトビアのDiBaX 2026(10月19〜30日)で商用5Gマストを使い無人機を受動的に探知・追跡する手法を試した。前号で扱ったサイバー演習クロスド・ソーズ2026(タリン、2〜6日)では、AIエージェントを攻守のループに初めて組み込み、OpenAIのDaybreakを用いた。最高変革連合軍司令官は、相互運用の障壁をエージェント型AIで短時間に解消した例に言及した。
調達の加速と演習での人とAIの協調は、対無人機対処を制度と運用の両面で前に進める動きとして重なる。したがってNATOは、カタログによる量の確保と、エージェント型AIを含む運用設計を並行して進める段階にある。
出典一覧
一次資料
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報道
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Military explores commercial 5G networks for enemy drone defense — AI agents developed the system used in Latvia
出典確認 2026.11.06
Tom's Hardware · 外部サイト - 3
NATO's Crossed Swords Cyber Exercise Adds AI Agents to Training for First Time
出典確認 2026.11.06
Military AI · 外部サイト
関連資料と分析
背景
明示された関連付けはありません。
根拠
明示された関連付けはありません。
続報・後続版
明示された関連付けはありません。
関連する論点
この記事の引用
AI & Security Observatory(2026-11-05)「NATO、対無人機ソリューションのカタログ調達を開始 5社16種を選定、5年で400億ドル超の投資を約束」『AI & Security Observatory』、第1.0版、最終更新2026-11-06。https://ai-security-observatory.org/ja/brief/brief-20261106-06/
AI & Security Observatory (2026-11-05). NATO opens catalogue-based counter-drone buying, picking 16 solutions from five firms . AI & Security Observatory, version 1.0. Updated 2026-11-06. https://ai-security-observatory.org/en/brief/brief-20261106-06/
版 1.0 · 公開日 2026.11.05 · 最終更新 2026.11.06
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